手筒花火って何なの?

全国大会に名物花火がありますよね。芸術的な打ち上げ花火や全国各地の花火師が作品を披露する大会など、夏の夜はきらびやかな花火がきらめきます。これらの繊細で華やかな花火とはまた別の方向性を極めているのが、手筒花火です。揚げ手と呼ばれる人たちが脇の横に花火の筒を持ち、ダイナミックな火柱を放つ姿は迫力満点です。手筒花火はラストにハネと呼ばれる炎を吹き出すという特徴があります。ハネが出現するときは大きな音がするので、力強さや勇ましさを感じることができるでしょう。全国の祭礼で手筒花火は取り入れられているので、これを見るだけなら場所はあまり限定されません。しかし、やはり手筒花火発祥の地の豊橋で実物を見たほうがいいですよ。

豊橋で手筒花火を見る

手筒花火の原型は、戦国時代に用いられていたのろしだと言われています。戦で用いられていたものなら、確かに現在まで伝わっている花火の中でも特に勇ましさがあるわけですね。各地のお祭りで五穀豊穣を祈ったり、無病息災で過ごせることを願って手筒花火が揚げられていますが、豊橋でも各地域で見ることが可能です。四月から十月まで各地の神社や公園、小学校などで手筒花火が実施されているので、自分のスケジュールに余裕があるときに見に行けますね。これだけたくさん手筒花火を春から秋まで見られるのは、地元の有志会や保存会の人々の地道な努力の賜物でもあります。実施スケジュールは前もって公開されるので、事前に確かめておきましょうね。